不肖、芳春!
 日々これよき日を念じ生きてゆこうと思う。  その軌跡を記事にしておこうと思う。

ミナト神戸

 開港150年とか、先週はその記念行事の一貫ミナト祭が開催され、市内各所で種々趣向こらした催しがあったらしい。
 市街地から少々離れた山上に住み、それに高齢の億劫さあって「どうせ歩きままならぬ身ならばそんな行事は無縁」と決め込んで自宅に沈静。
 だがせめてもと地元新聞の朝刊を開いていつものように神戸新聞コラム欄に目を通す。
「神戸人の「祖」といえば、だれを思い描くだろう。それは勝海舟と坂本龍馬という人がいる。神戸で生まれ育った作家、陳舜臣さんである。はて、江戸生まれ、土佐生まれの2人なのに◆海舟がこの地に開いた海軍操練所は実力第一主義だった。塾頭の龍馬はといえば、ちょっと大風呂敷を広げながら、自由の衣を羽織って駆け抜けるようにして生きた。この開放性や気風が「神戸という町の血管のなかに流れ込んだ」と陳さんはみる◆当たっているかもしれない。新興の港町が屈指の都市へと育っていく軌跡をながめてみれば、なるほどである。守るべき伝統がある京都や大阪と違い、新しい町に後ろ盾はなく、進取の気風で向かうしかなかった◆・・・◆神戸港が開港150年目を迎えた。一昨日の記念式典を見ながら、世界に誇る港としてさらに発展してほしいとあらためて願う◆同時に、海舟や龍馬のことをふと思う。どこよりも明るく、開放的で、前例にとらわれない。次の150年へ向け、町の血管をより大事にしたいと。」

 わが身ふり返れば土佐で生まれ育ち19年、その後今日まで80余歳まで神戸に安住した。
 戦後の年月だったが20年前には阪神淡路大地震を経験、無事に生き、新しい街に再生した神戸が確かめられた。
 わが故郷を問われれば、生地土佐より3倍も長く住んだ神戸というべきか迷う。
 緑濃い山々、きれいな街並、青い海、巨船出入りする港など、気楽に歩いてゆける楽しさがある街。 若い頃随分堪能したし、またこの地で多くの友人、知人を得た。
 傘寿近い今日まで歳重ね、身はいささか不自由ながら平穏に生き、開港150年祝う神戸のミナト祭の行事などテレビ観賞する幸運に感謝。

 ・・・巨船満つ埠頭の風や快し・・・
  

category 俳句  /  2017年 05月 22日 10:38  | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )

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