不肖、芳春!
 日々これよき日を念じ生きてゆこうと思う。  その軌跡を記事にしておこうと思う。

蝉の声

「あらっ、蝉の抜け殻が」と庭からの声。
 外に出てみるとやまももの木の側の若葉に薄茶色の蝉の抜け殻がしっかりつかまった形のまま落ちもせず風に小さく揺れていた。

 梅雨もまもなく明けそうな今頃だが、暑さつづきの日々、そろそろ蝉の声が聞こえるではと思案していたがそんな気配なく「はて、ことしは晩いな」と訝しかったが、先日蝉の初鳴きを耳にしたとの家内の声。
 ところが早朝、庭先で蝉のひときわ高い声あり。
「ああ、やっと蝉の声」と感じたのだが、思えばあの蝉は家の庭の土中から這い出し殻抜けした蝉だったのか。

 そんなことがあったので庭を見てまわった。すると庭隅の緑葉に小さな蝶が羽をふるわせひっそり休んでいるのを見つけた。
 よく見ると孵化して日短い蝶とおぼしい。思えばこれら昆虫はたいていひと夏だけの短い一生である。
 せめてこの夏をつつがなく生きられるを願いそっと見守った。

 ・・・蝉の声遠くにありてうたた寝や・・・

category 俳句  /  2017年 07月 13日 13:40  | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )

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