不肖、芳春!
 日々これよき日を念じ生きてゆこうと思う。  その軌跡を記事にしておこうと思う。

正月七日

 松の内も明けた。そろそろ外出でもと思うが肝心要めの足元が不如意ときてはどうにも情けない。
 ところが先日新車の定期検査案内が送られてきたのを機会にちょいとディーラーまで運転する気になった。家内にむかい、
「どうや、同乗してそこまでゆかんか? ついでに蕎麦屋に寄って・・」
 とさそうと久しぶりの外出、どうやらその気になったようで、老夫婦相揃い近場ドライブを始める。
 ディーラーでの点検に小一時間費やした後、神戸西区から三木市吉川「稜庵」という蕎麦屋に向かう。少し遠回り道で距離にして20数キロ余。着いてみると店先に「臨時休業」の看板が吊るされていた。
 せっかく来たのにとガックリ!仕方がないので帰る途中に在る道の駅「淡河」に立ち寄り蕎麦定食を食べて帰ることになった。
 その道の駅の蕎麦は十割蕎麦はいいとして少し太目で、それにかけ汁がうすいのが不満。だがほかに思いつく蕎麦屋浮かばずそこに決める。
 食後施設内の農産物直売場に立ち寄った。すると「春の七草」の詰め合せを並べていた。
「ああ、明日七日は七草粥の日や」と気づく。そこでさっそく買い求め家に持ち帰った。

 七草粥といえば古来無病息災を願い食べる五節句の一つ。子どもの頃田舎にいたときは自然の野草ゆえ手取りしたものだ。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」で俗に春の七草という。
 それをお粥に雑ぜ食する慣習だが、老年のいま食事に最適でその味わいがまた特別。
 翌7日の昼食、まっ白い「こしひかり」のお粥で薄塩の味を啜ると爽やかな味がなんともいえず、満足至極。
「ああ、極楽、極楽」と思わずつぶやく。

  ・・・七草を啜りて想ふ里の道・・・  

category 俳句  /  2017年 01月 09日 10:16  | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )

コメント

コメントを投稿する


名前

メールアドレス

URL

コメント

※規約に同意の上 コメント投稿を行ってください。

トラックバック

この記事のトラックバックURL