庭にメジロ
昨夜足先が冷え眠れず、旅先で頂戴した足袋を取り出し温めて再び床につく。時計が3時打つを聞いたとき再び起き用を足す。
その後いつしか眠りについて目覚めたのは7時過ぎ、こんな朝は食事もゆっくり、新聞を読みながらコーヒーを啜っていると、とうに食事すませ窓際に立っていた家内が、
「お父さん!小鳥が来てムラサキシキブの実をつついてるよ」と小声でいう。
狭い庭だが小さなムラサキシキブの木が一本、今秋も枝に紫の実が鈴なり、それを目当てに何処からか野鳥が来たらしい。

「可愛らしい小鳥やわ、何鳥やろ」と問いかけるのでよく見ると緑の羽毛や目元が涼しげ。
そこで子どもの頃の記憶が蘇える。むかしハゼの実をつつく可愛いい小鳥を捉えようと夢中だったこと。
「うん、あれはな、メジロや」と断言。
どうやら5、6羽相集いムラサキシキブの木の背後の棒樫の葉影に潜み、その1、2羽が交代でムラサキシキブの小枝に寄って実を啄んでいるようだ。庭に人の気配なしとみるやだんだん大胆になり次々枝に寄りとまって実を啄んでいる。
その一部始終を眺め彼女、
「あーあー、きれいに成ってたのに実が全部なくなってしまうわ」と嘆きながらもメジロの所作を眺めいささか満足気。そこで、
「きれいな鳥が見られてよかったやないか」と半ばの慰め。
・・・めじろ来て木の実啄む庭の朝・・・
その後いつしか眠りについて目覚めたのは7時過ぎ、こんな朝は食事もゆっくり、新聞を読みながらコーヒーを啜っていると、とうに食事すませ窓際に立っていた家内が、
「お父さん!小鳥が来てムラサキシキブの実をつついてるよ」と小声でいう。
狭い庭だが小さなムラサキシキブの木が一本、今秋も枝に紫の実が鈴なり、それを目当てに何処からか野鳥が来たらしい。
「可愛らしい小鳥やわ、何鳥やろ」と問いかけるのでよく見ると緑の羽毛や目元が涼しげ。
そこで子どもの頃の記憶が蘇える。むかしハゼの実をつつく可愛いい小鳥を捉えようと夢中だったこと。
「うん、あれはな、メジロや」と断言。
どうやら5、6羽相集いムラサキシキブの木の背後の棒樫の葉影に潜み、その1、2羽が交代でムラサキシキブの小枝に寄って実を啄んでいるようだ。庭に人の気配なしとみるやだんだん大胆になり次々枝に寄りとまって実を啄んでいる。
その一部始終を眺め彼女、
「あーあー、きれいに成ってたのに実が全部なくなってしまうわ」と嘆きながらもメジロの所作を眺めいささか満足気。そこで、
「きれいな鳥が見られてよかったやないか」と半ばの慰め。
・・・めじろ来て木の実啄む庭の朝・・・
category 俳句 / 2017年 11月 09日 11:30 | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )
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