不肖、芳春!
 日々これよき日を念じ生きてゆこうと思う。  その軌跡を記事にしておこうと思う。

掛け時計

 いつも12時前後に寝る癖がついて久しい、テレビ見たりパソコンであれこれしたりして思わず数時間、いつの間にかそんな時間になっている。
「あんた12時よ。もういい加減にして早く風呂に入ってよ!」
 隣室からの高い声にハッとわれに返りあわてて浴室に向かう。
 ところがそんな夜に限ってなかなか寝つかれないもので頭脳冴え血駆け巡る。しかたないのであれこれ思案のひととき。
 まずは50音順に日本全国各地の地名をひとつひとつ思い出しては脳中に並べる、「秋田・茨城・雲仙・・・香川・城崎・・・佐賀・静岡・・・」といった調子である。
 ときどき詰まればそこでひと思案、最後(ワ)「・・和歌山」に達するときはいい加減しんどくなってヤレヤレと寝つくことが多い。
 ところが数日前なんとなく急に眠気が襲い珍しくも10時前に就寝した。自分自身かなり眠ったつもりで目覚めると、掛け時計の時報が鳴った。半ば夢うつつ1つ2つと聞きながら、「ああ、もう5時なんだな」とひとり合点、眼閉じたまま音を数えた。
 そして5つ打った瞬間、「もしかしてもう6時かも」と次の音を期待、ところが6つ打った後も鳴る音止まず更に続けて1つ2つと延々鳴り続ける。
「なんやっ」と眼あけ確認したら、いつもならいまから床につくという夜半12時だった。
 なんだか損した気分になりその夜は翌朝までが長かったこと言うに及ばず。
 間抜けな話は更に続いて、昨夜はいつもどおり12時過ぎ床についたが夜中一度も起きることなく目覚めたのが午前7時過ぎだった。
 滅多にない熟睡の7時間、時計の時報も知らぬほどの快眠でなんだかトクした気分、上機嫌でいたら、それに水さすように家内が一言。
「お父さん、そんなに眠りこけてたら火事になったら、そのまんま、あの世ゆきよ」と嫌味。
 新聞で「火災、高齢者行方不明」の見出しあるのはこのことかと納得した。

 ・・・眠れぬ夜あれこれ思案の寒さかな・・・

category 俳句  /  2017年 10月 24日 10:24  | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )

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