不肖、芳春!
 日々これよき日を念じ生きてゆこうと思う。  その軌跡を記事にしておこうと思う。

冬至

 ことしの冬至は12月22日 今日だったのに夕飯どきになって初めてその話題。
「今日が一年中でいちばん陽が短い日やったんや、これからだんだん陽が長くなるなー」という私に、
「ああそうや、カボチャ食べるの忘れてたわ」と家内が応じる。そして、
「2日前食べたカボチャがその前祝・・」と付け足した。
 さて、冬至は二十四節季の一つで一年中で最も昼が短い日。また、紀元前の中国では冬至の日を冬休みとし皆が体を休める日となったのが起源と言われている。そして滋養のある食物を摂り養生して過ごしたのが、現在の冬至の由来になっているのだそうだ。
 それが続きで、『ん』がつく野菜や果物食べれば縁起がいいとか。
「カボチャでなくても蓮根や大根を食べればいいのや、果物だったら蜜柑やリンゴや」とつぶやきその夜を過ごす。

 まぁ、縁起物としてカボチャを食べたり柚子の湯に入るのもその類に属するかと思うが、なにせ昼が長くなるのは楽しみで、このところ寝つき悪く夜長が悩みの種なので、朝明けが早くなるのは嬉しい限り。

  ・・・夜長し眠れぬままに冬至かな・・・

category 俳句  |  2017年 12月 22日 21:48  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )

指宿から別府に

 指宿を出発、国道226号線を北上、指宿スカイラインを経由し九州自動車道に入る。
 鹿児島ICから熊本ICまではおよそ176キロ。途中SA毎に休憩しながら3時間余りかかった。
 道中降り続く雨に煙って楽しみにしていた山の紅葉をまま垣間見る程度だったのは残念至極。
 熊本ICで一般道に下り国道57号線を東に向かい、そこから国道212号線の道を選び大分自動車道九重ICを目途に北上する。
 この街道、阿蘇の秋景色が楽しみだったが生憎天気悪く濃霧が深くて視界きわめて不良、安全運転でのろのろ走行。ようやく小雨になりかけたときは既に九重だった。
 九重ICから別府ICまでは自動車道を37キロ。途中別府湾SAで休憩、1時間余で別府市内の宿に着く。

 別府温泉は町中に源泉が2848ヶ所あって湧出量は日本一。宿は別府鉄輪温泉「さくら亭」、別府湾を遠望する山腹にあり眺めが素晴らしく、遠く高崎山を背景に町全体白い湯煙で霞んでみえた。
 ここ九州別府と四国道後、二つの温泉は家内お気に入り。
 湯治の効というか持病の足腰の痛み去り熟睡でき快適に起きられるという。そんな次第で彼女は上機嫌。
 すっきりと落ち着いた和室だったがベランダに木風呂があり、自由気儘に湯に浸り暗夜きらめく電光や白煙を眺めればまったく飽きることがない。

 私は前日指宿の温泉が効きすぎて湯あたり気味だったので当夜は用心しながらぬるめの湯にゆっくり浸かり町の灯を眺める。(2011年11月14日記)

 ・・・湯気透し煌く夜景秋の宵・・

category 俳句  |  2017年 12月 18日 11:17  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )

冬柿雑感

 婿殿が親戚で頂戴したとか、小粒の甘柿を数個届けてくれた。
 見れば見るほど可愛いげな柿、さっそく皮をむき口にすると仄かに甘く天然の味香る。
 そして幼いころの思い出蘇える。

 母が生存していたから7、8歳ごろだったと思う。秋日の午後父方の祖父の家の縁側に坐わって小粒の田舎柿をかじったこと。
 祖父は若い頃は百姓で屈強だったが土佐人に多い酒飲み、磯釣りの魚をアテによく酒をたしなみ、老いても飲み方に変わりなかった。
 それに反し父は大の酒嫌い、わが家では酒がご法度、そんな事情から父に内緒、母がこっそり磯魚を煮付け、よく祖父に届けていた。
 その使いにと母にいわれ煮魚を提げ祖父の家に行ったが当時独り住まいの不機嫌顔、それが嫌で敬遠していたのにそんなときは常になく上機嫌、内心ほっとしていると、祖父はノコノコと家の裏の畑にいってそこに植えてる柿の木に成っている熟れた柿を数個ちぎり、
「ほらっ、この柿は甘いぞ」と手渡してくれたこと。
 甘さ薄く大きな種が多くかじるたび吐き出すのが癪だったが、当時は甘いものがだんだん少なくなる日中戦争酣の頃、その甘さがなんとも云えず快かった。
 今日この頃は柿もブランド化し「種なし富有柿」とか、高値で珍重されてるが、振り返ればむかし食べた天然自然物、そこいらの庭先や畑に植えている小さな甘柿の思い出は忘れ難い。
 そんなことで婿殿が届けてくれた柿にその面影重なり久し振りに往時の楽しかったことが思い出された。

 ・・・柿右衛門山端(は)の夕日柿の色・・・

category 俳句  |  2017年 12月 14日 11:45  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )

ことしのルミナリエ

 先夕のテレビ・ニュースをみた家内の話では、「去年よりも暖かい色でとてもきれいだ」とのこと「足元が丈夫だったら見に行くのに」と呟いていたが、私は例年のこととてさほど深い関心はなかった。
 ところが勤め帰りの途中、東遊園地に立ち寄ったとか、娘からメールとともに回廊の写真が送られてきた。

 見るとなるほど家内の言葉どおりで去年のLEDが青色強くなんとなく冷たい感じだったのに比べ、多色揃ってほっとするような暖かさ。

 神戸新聞12月9日朝刊1面に掲載された上の写真でもそんな感じが色よく写っている。
 23回目のことしのテーマは「未来への眼差し」美しい光を瞳に映して未来を見つめるとの思いが込められているとか。
その記事で「・・・神戸市中央区の旧外国人居留地と東遊園地で開幕した。居留地の作品は3年ぶりに80メートル延び、全長270メートルに戻った。東遊園地に回廊型の作品「ガレリア」も設置され、過去最高となる約40万個の発光ダイオード(LED)が鎮魂の光を放った」と報じ「初日はあいにくの雨となったが約21万6千人が訪れた」という。
 阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、記憶を次代につなぐ「神戸ルミナリエ」今後もずっと続くことを祈念。
  ・・・暗黒の闇に鮮やかルミナリエ・・・

 


category 俳句  |  2017年 12月 11日 14:34  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )

独りで慨嘆

 かって森総理大臣がアメリカ大統領に初めてあったとき、「ハウアーユー」の意味こめ思わず「フーアーユー」と言ったという記事を当時新聞で知って「なんだ!早大卒でこの程度か、総理大臣なんて軽い軽い」と苦笑した。
 ところで神戸新聞先日のコラムにその話題、
『かって日本の首相がクリントン米大統領に会ったとき「ハウアーユー?(お元気ですか)」と聞くところを間違って尋ねた。「フーアーユー?(誰だ?)」◆相手の冗談だと考えた大統領もユーモアで返した。「ヒラリーの夫です」。ところが首相は英会話の定番どおり「あなたもお元気?」と返されたものだと思い込む。答えていわく「ミーツー(もちろん私も)」・・・』と続いていた。
「それ、ホントの話?」とも思うがそれにしてもその頃は「天下太平ノンキな世の中だったなぁ」と今にして思う。
 現状の日本、お隣の厄介事に悩まされ「やれ!軍事費が必要」と財政まさに逼迫の状態。ぜったい多数の与党勢力下といえども昔とは異なり一般大衆の眼はするどい。
 現総理の肩の荷は重いが、彼はかっての森元総理の派閥とあれば、まぁー昔の尻拭いと諦め頑張ってもらわねばなるまい。
 さて世情の数年先、どうなっているのやら、戦争でも起これば森元総理出しゃばる東京オリンピックなんて吹っとんでしまうだろうし、それまでに西日本一帯大地震や津波に襲われたら国土悲惨、まさに鳴き面に蜂となるか。
 そんな皮肉な思いこめ年末のひととき過ごしているが、さて?この先どうなることやら。

 ・・・北国の雪を画面に熱茶かな・・・

category 俳句  |  2017年 12月 07日 10:40  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )

新語御免!

 病院で診察待つ間、売店で毎日新聞を買い求め座席に坐り「さてっ」とページ開くと総合2面の下部に視線釘づけ。
 そこには紙面3分の1大で岩波書店刊『広辞苑』第7版の予約募集案内。
「ことばは、自由だ。」と「1万項目新収」と記したPR。 そしていわく、
キーマカレーリスペクトする天才肌も、スマホ片手既読 スルー小悪魔のりのりツイートするビッグマウスも、がっつり デトックスすることばのパワースポットIPS細胞どっきりヘイトスピーチ群淘汰ブレーン宇宙論スピンオフラミダス猿人さえ惚れ直す、これが殿堂入りグランドデザイン 広辞苑第7版、新発売」
 この文章を読み「いったい全体なにを云わんとしているのか」首をかしげた。
 単語だけなら10単語は理解できるがなにせ構成する文の意味が全く理解できないのだ。
 出版界で正統自認の岩波書店が世に問う辞典の新語として登載というのだ。
 つまり現今この文意が解らぬようでは意思疎通は無理ということか。
 そういうことならわが知能の限界もこれまで。もう新語覚えるのは真っ平御免という気になった。

  ・・・紅葉落ち春待つ風情雲白し・・・

category 俳句  |  2017年 12月 05日 12:27  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )

ほっと一息

 11月も後数日の夕べ、「ああー、明日の朝食の食パンがないわ」とつぶやく家内に「しょうがない、和食でいいわ」と返事したものの、朝食といえば欠がさず牛乳、バナナ、蜂蜜・大豆粉入りヨーグルトそれに食パンと決めている日々だけに少々物足りない感じ。
 そんな一刻、職場から帰途中の車内からの娘のメール届く。私より先それをみた彼女、
「お父さん、あんたの好きなパンを買ってきてくれるらしいよ」と陽気な声。そのメールには、
「ジャンボフランスパンを買ったので、明朝、食器を返す時に、お届けします」とあった。
「これで大助かりや」とほっと一息の私に家内は「あんたの思うことがよう通じあうんやねー」と茶々いれ、これまでも時々こんなことあったんで「以心伝心や」とひやかす。
 そこで気分も軽く直々携帯をとりメールの続き読むと、
「追伸」とあって「 写真は、阪神三宮駅の改札前です」と記した写真がついている。
 ジャンボフランスパンとは三宮そごうのドンクで焼き上げた独特の食パンでそれをわざわざ買いに行った際、駅の窓際に飾っているクリスマス・デコレーションを写したらしい。

 それを一瞥し「ああー、もうクリスマスか」と思う。振り返ればこの1年、「なんと短かったんや」の思い深し。

  ・・・この1年あっというまの師走かな・・・

category 俳句  |  2017年 12月 01日 09:50  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )