千話千景:地域情報化とデジタルデバイドブ 地域情報化とデジタルデバイドに取り組む関西ブロードバンドグループ代表 三須久のブログです。

創業と通信インフラ事業

念願のベンチャーでのインフラ事業への挑戦と書けばなにか格好のいい言い方かも知れませんが、実はベンチャー企業にとって大変な事業である事に変わりありません。KDDと言う大手事業者に在籍していた時は
営業でしたから自分が販売している商品の原価など考えた事ありません。ただひたすら目標達成に向け走っていただけですから。しかし、KDDを退職して転職した先は皆さんもご存知でしょうか。かの有名な「東京めたりっく通信」の子会社である「大阪めたりっく通信」でした。そうです日本のADSLの元祖と言ってもいいと思います。話はそれましたが、通信インフラ屋と言うのは初期投資がかかります。めたりっく通信でいやと言うほど見てきましたし、原価が幾らで利益が上がるために何人のお客様にご加入頂かないといけないか。KDDでは全く無頓着でしたが、必死で勉強しました。先ほど書きました大変な事業とは、設備を構築したいけどリースにしましても銀行から資金を借り受けるにしましても、彼らは全く掛け合ってくれません。ベンチャーで通信インフラ事業など成り立つはずがないと思ったのでしょう。
東京めたりっく通信が身売りをした後、ITバブルも弾けた後でしたからなお更です。
お客様は早く早く開局して欲しいというのに一向に金融関係からは冷たいまなざしは変わりません。
仕方なしに調達した資本金に手をつけ現金でADSL設備を購入する事になりましたが、大手のようにまとめてメーカーから購入するわけではないので仕入れも高く見る見るうちに現金がなくなっていき、先行き本当に不安になったものでしたが、神戸駅前局・伊丹局
・加古川局・洲本・豊岡・灘・須磨・尼崎と開局を夏までに行いましたが、その不安を一掃するかのように多くのお客様にこのベンチャー頑張れと指示いただきまして多数のご加入に感謝感激でございました。
しかし、大手はその財力からか広告はばんばんするし
本格的な戦いを演じて来ましたが、私たちはこの兵庫県だけのブロードバンドISPです。都市部だけをターゲットにするつもりはありません。
大手は都市部だけに限定した戦略です。不採算は見向きもしません。
私たちは2002年夏以降は戦略を少し変え、神戸など都市部ももちろんですが、準都市・地方小都市に開局費用を当てることも実行に移しました。
その第一号が淡路島淡路町(現淡路市)となりました。

category h555  /  2005年 09月 25日 02:49  | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )

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