健康長壽のみなもとは…
園蔬と戯れ和食の原点とも言える蔬食を楽しむありふれた田舎の生活

土用のうなぎ

子供の頃は、まだ、牛が活躍していた。
田畑の耕作には、欠かせない牛であった。
だが、動物の飼育、しかも、ペットのように心の友だちではなくて力仕事を担ってくれる友として、である。
愛情をもって接してやると、むこうもそれに応えてくれるのである。
もてる力を振り絞って田畑を耕してくれるのだった。
それでも、稲刈りの後の株切りをした後の田を鋤くときには、一年の中でももっとも重労働であることをしりながら力を振り絞って鋤く姿がいまでも脳裏に焼き付いている。
まるで、日ごろの愛情に応えるためのように見えるのだった。

飼育農家が、牛をまるで、わが子のように、いや、わが子同様に愛情を注ぐわけもここにあったのだった。

それだけではない。
働き終えた牛は、また、子牛に交換して飼育するのであった。

そしてその、働き終えた牛は、日本人の食卓にのるのであった。

これは、純粋に自然循環だったとも言える。

こんな時代に子供の頃を過ごした自然の中では、夏の頃になると海から天然のうなぎが溯上してくる。
このウナギを、つけばりや籠づけで捕っていた。
朝早く起きて川に入って昨夜仕掛けて置いた籠を引き上げて開けると、うなぎがにょろにょろと這い出してくる。
そのうなぎを早速古いまな板の上に乗せて頭に釘を打ちこんで、背を開いて、こんろに乗せて焼く。
醤油のつけ焼きにするのであった。
醤油は二度、つける。
朝飯のおかずに、弁当のおかずに、そしてよるのおかずに・・・
この時期には、うなぎ三昧であった。
それも、海から遡上してきた天然のしかも、生きのよいうなぎの・・・であった。

このウナギ・パワーが今でも私のエネルギー源であるのかもしれない。

子供の頃には、旬の自然の安くて美味しい素朴な食べ物をたらふく食べることが健康に生きるため大切なのかも…

category 日々つれずれなるままに  /  2014年 06月 09日 11:04  | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )

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