健康長壽のみなもとは…
園蔬と戯れ和食の原点とも言える蔬食を楽しむありふれた田舎の生活

なまずがうなぎの代用!

なまずのかばやきが、希少で高価なうなぎのかばやきに代わって人気があるそうだ。

子供のころには、つけ針といって、糸の先にくくりつけた大きめの釣り針にミミズを刺して、夕方、川に流しておいて、翌朝東の空が白みはじめたころに、そのつけ針を引き上げに行く。

のそ〜っとしたドシンコや口の両側に大きな尖った針があるギンギンや、なまずや運が良ければうなぎがかかっている事がある。

もっとも、うなぎは、たいがいは、逃げようとしてもがいて糸が巻き付いて、弱るか死んでいる事が多かった。

それでも、死んで間なしであるから、腐敗などしていないので、さばいて美味しく頂ける。

ドシンコハウロコをとってから、なまずはバケツのなかに井戸水を汲んで2、3日かけて泥を吐かせてから、ギンギンは泥臭くなくてウロコもないのでそのまま、死んだものも含めてウナギも、その朝獲れた魚をさばいて、醤油の二度漬けのタレで、コンロに起こした炭火で焼いて、朝・昼・晩のおかずとして美味しく頂いたものである。

この、つけ針という川魚の獲り方は、大きな川での危険を避けるための小学生の獲り方である。

中学生になると、大きな川でうなぎ籠と呼んでいた丸くて細長い竹製の籠にミミズを沢山捕って入れて、ウナギの通り道と思しき石ごれの川の底に沈めて籠が流されないように重石を乗せておいて、翌朝引き揚げる。

獲れた大きなウナギは、魚やへ持って行って売りさばいて籠代などの小遣い稼ぎもしていた。

あまりにも小さいウナギは、川に放して、残りのウナギを、古いまな板の上にで、ウナギの頭に釘を打ち込んでさばいて、コンロの炭火で醤油の二度漬け焼きをして、朝飯・昼飯の弁当の上にノセテ、残れば夕飯のおかずにして、喰っていたものだった。



こうやって、小さな川は小学生、大きな川は中学生、とキチンと棲み分けをしていたものだ。



まむしを食べに行こう・・・と誘われた時には、本物のマムシを!7と、驚いたものだった。

大阪では、うな重のことをマムシと呼んでいたのだった。

うなぎを蒸してふやかして口当たりよく味付けしたタレをかけて出されたものを食したが、高い値段にしてはそんなに美味しいとは思えなかったのは、本物の味を知っていたからだろうか?


それが、活きたうなぎを手に入れることが出来なくなった今頃では、蒸してふやかして口当たりのよいタレのうな重が美味しく思えるのは、時代のせいだろうか?







category 日々つれずれなるままに  /  2017年 09月 02日 11:59  | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )

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