シソは食中毒と夏ばて予防の旬の野菜
梅雨が明けて暑い夏が訪れると、急激に食欲が減退し、夏ばてをおこしやすくなる。
この時期に活躍するのが、シソである。
シソの栄養分は100g当たり、カロチンが8,700μg、ビタミンA効力が4,800IU、ビタミンCが55mg、ビタミンB2が0.32mg、ビタミンB1が0.12mg、カルシウム220mg、鉄が1.6mgとたっぷり含まれており、その上、強力な防腐力や殺菌力があるので、昔から食中毒と夏ばての予防には、うってつけの食物だ。
シソには、青ジソと赤ジソがあるが、防腐力や殺菌力に違いはないそうだ。
緑の色彩もあざやかなシソの葉は、刺身のつま、冷やっこ、みそ汁、おかゆなどに添えると食欲をそそる香りも高く、まさに「和風ハーブ」の傑作である。
原産地は中国で、縄文時代にすでに我国に渡来しており、歴史の古い野菜のひとつでもある。
また、シソは、脳貧血、かに・魚・鳥獣肉の中毒、かぜ、せき、食欲不振、切り傷、子宮出血や帯下、しらくも・はたけ・たむし・水虫にも、民間薬としての薬効がある。
シソはまさしく旬の野菜である。
料理で出されたしその葉は残さず食べたいものですね。
こんなことを考えながら、菜園で間引いた新鮮なシソの葉でシソジュースを、作って冷まして冷蔵庫で冷やしておいた。
これを紙コップに入れて割り箸を差し込んで冷凍しておけば、孫達にも喜ばれるシソジュース・アイスキャンデーが簡単に出来る。
また、就寝前にシソジュースで赤ワインを割って呑むと美味しくて、寿命が延びる思いだ。
※ ※ ※ ※
去年の種が落ちて、勝手に群生して、大きく育った菜園の赤紫蘇。
葉を摘んで綺麗に洗って…
沸騰したお湯に入れると…
赤い色素が抜けて青い葉っぱに…
お湯は色素で赤紫蘇色に…
しその葉を乾燥・存しておいて、紫蘇ジュースは年中作るのでクエン酸は500gの大きい瓶で常備。
これを50gの小瓶に取り分けておいて、紫ジュースを作る。
それに箱には、紫蘇ジュースの作り方も書いてあるので、一石二鳥…
鍋に氷砂糖を入れて溶かして、クエン酸を加えると…
パッと「くれない色」に…
一晩おいて冷めたらペットボトルに詰めて冷蔵庫へ…
ポリフェノールたっぷりの赤ワインに加えて飲むと、美味しいですよ。
紫蘇ジュースの作り方の例
材料:赤紫蘇の葉・・・・・400g
砂糖・・・・・・・・1Kg
クエン酸・・・・・・25g
水・・・・・・・・・2リットル
1.鍋に水を入れ、沸騰したら、よく洗った赤紫蘇の葉を入れ、
再び、沸騰したら火を消し、冷まします。
2.赤紫蘇の葉を良く搾って取り出し、煮汁に砂糖を加え、
再度、火にかけて溶かします。
3.あら熱がとれたら、クエン酸を入れ、よく混ぜると、
紅くなり紫蘇の色素がはなやかになります。
4.冷めてからガーゼなどでこし、冷蔵庫などで
よく冷やしてうすめて飲みます。
●酸味や甘味は好みで、
砂糖やクエン酸の量を加減してください。
●私は、甘味を抑えるために、砂糖の代わりに、
氷砂糖を使っています。
紫蘇を摘み取ったあとの軸だけの紫蘇。
でも畑には、まだまだ沢山ありますよ。
美味しい紫蘇ジュースが沢山つくれますよ。
氷にしてかき氷にしても美味しいでかなぁ〜。
色素が抜けて青くなった赤紫蘇の葉っぱは、生ゴミ堆肥ステーションへポぉ〜イ。
しその葉を乾燥して保存しておけば年中、しそジュースが作れます。
圃翁さんは、年中しそジュースを作ってペットボトルに入れて冷蔵庫で冷やしておいて、ポリフェノールたっぷりの赤ワインを割って毎日飲んでいます。
赤わいんを増量したみたいで、ちょっぴり嬉しい気分まで味わっています。
category 日々つれずれなるままに / 2017年 08月 13日 12:00 | Comments ( 0 ) | Trackback ( 0 )
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