健康長壽のみなもとは…
園蔬と戯れ和食の原点とも言える蔬食を楽しむありふれた田舎の生活

お彼岸の中日に咲く彼岸花の思い出。

子供の頃、彼岸花の根をシブネと呼んでいた。

春の彼岸と秋の彼岸の中日に、

忘れずに花を咲かせる、彼岸花。

もう一つの名前は、曼珠沙華。



母がこのシブネをすりおろして、

着物の洗い張りの糊に使っていた。

もちろん、裏ごしして…

あるいは、糊と混ぜていたのかもしれない。

なんせ、糊といっても、

貴重なお米の糊であった。

短い生地は、濡れているあいだに"張り板"に張りつけて

ハケで糊をつけていく。

長い生地は長いほうの両端を引っ張って、

さらに、短い側の両端は"伸子(しんし:針のついた竹ひご)"で

ピンと張って、ハケで糊をつける。

子供のころ、手伝わされた思い出でがある。

春だったか、秋だったかは、忘れてしまったが…



このように、「洗い張り」して仕立て直しをして、親から子へ、子から孫へと何世代にも渡って使いこなせるのが、和服としての着物の特徴であり、良さであろう。

これこそ、『もったいない(Mottainai)』の原点であろう。



category 日々つれずれなるままに  |  2014年 09月 24日 20:04  |  comments( 0 )  |  Trackback( 0 )